荷締めベルトで手ぶら外出を快適にする

手ぶらは最高

暖かい日に手ぶらで外出するととても気分が良い。歩くのって面倒くさいと思ってしまいがちだけど、荷物を持って移動するのが面倒なだけであって、そもそも人類にとって歩くこと自体は気持ちの良い行為なんじゃないかと思える。

でもいざ手ぶらで外出しようとすると、「出先でものを買いたくなったらどうしよう」みたいな不安がつきまとう。衣服のポケットの容量はとても小さいので、自販機で買ったペットボトルすら手に持って歩かないといけなくなる。手が塞がってしまうのはあまり快適じゃないし、それでは手ぶらの良さが台無しになってしまう。でもバッグは持ち歩きたくない……。

ヒモ+カラビナで解決

そこで解決策を考えた。バッグのストラップ(ヒモ)の部分だけを身に着けてそこにカラビナを通せば、普段はただのヒモ、買い物をして荷物が増えたらそれをくくりつけて簡易なショルダーバッグ、みたいな形で使えて便利なんじゃないか……?これはすごいことを思いついたぞ、と思って調べたら、既にそういうアイテムがあって、そのうえもう結構人気で品薄状態らしい。

alk phoenixのextension loopという商品

便利そうだし欲しいな(でも品薄だから買えないな…)と思うと同時に、別に他のやつでも良いんじゃないか……?ということも思った。なぜなら、自分が普段使っている道具の中でもっと便利そうなものが思い当たったからだ。(実際便利かどうかはわからないが)

「荷締めベルト」と「ニンジャ・ストラップ」

DIAGNAL NINJA STRAP

これはNINJA STRAPといってカメラ用のストラップなのだけど、シュッと引くだけで長さを短くしてカメラを体に密着させて歩行中に揺れにくくできて、撮影したいときにはシュパッと引き出すと長くなるのですぐに撮影体制に移行できるという便利な道具だ。
これには随分とお世話になっていて、カメラをよく使う人にはぜひおすすめしたい商品だ。

diagnl カメラストラップ Ninja Strap テープ幅 25mm Black 513943

この機構を応用すれば、カラビナで吊り下げている荷物を歩行中に揺れにくくできるし、長さを自在に変えられて便利そうだ。

でも、わざわざ荷物のためにニンジャ・ストラップを買う必要はないような気がする。
なぜなら、これと大体同じような仕組みで動いてくれそうでもっとシンプルかつ安価な商品に覚えがあったからだ。

荷締めベルト

それがこれ、荷締めベルト。モノタロウ価格で339円(2m)。
バックルで作ったループの中に荷物を入れて、キュッと引くと荷物を締めることができて、ちょっとやそっとの力では緩んでこないというとても便利な道具だ。建設現場などでよく使われるのでホームセンターでよく見かけるけど、旅行用のスーツケースのベルトに使ってる人も結構多いみたいだ。

荷締めベルト エンドレス100kg 幅25mm 長さ2m 2本セット

コンヨ (KONYO) 荷締めベルト 2m

これを装着してカラビナを付けたら全部解決するんじゃないか……? という仮説のもと、モノタロウで買って試してみたところ、見事に課題を解決してくれたのだった。
前置きがとても長くなってしまったが、これから荷締めベルトを強力な「手ぶら外出支援ツール」として使うためのやり方を紹介する。(買って肩からかけるだけでほぼ使えるけど)

締められるけど緩みにくいバックル

荷締めベルトにも様々なタイプがあるけど、自分が買ったものは金属製のバックルがついていた。

荷締めベルトは、ベルトとバックルの摩擦で荷物を締めやすく緩みにくい仕組みになっていて、これが「手ぶら外出支援ツール」として使うときに大変役立ってくれる。
ループを締める側にストラップをやや強めに引くと、わりとそのままスムーズにループをきつくすることができる。反対に緩めるときは、バックルの金具を押すことでストラップを自由に動かせるようになる。

ストラップを長めにして装着するとこんな感じになる。締め付けがなくて楽だけど、荷物があると歩くたびに揺れて不便。

そこでストラップをシュッと引っ張ると……

ストラップが短くなり、より荷物が体に密着した状態で持ち運ぶことができるようになる。
こうすると、歩いても荷物が揺れづらい。はずしたいときはバックルの金具を押すとストラップを緩めることができる。そう、荷締めベルトでまるでNINJA STRAPのように長さ調整ができてしまうのだ。

カラビナをつける

カラビナは、何でも好きなものを装着することができる。ロック付きのものもあるし、そうじゃないものもある。荷締めベルトの色にあわせてかわいいものを選んでもいいし、目立たない色を選ぶこともできる。たくさんつけることもできるが、カラビナ1個にビニール袋を何枚かかけても特に問題ないので1個ついていれば問題なく使える。

ペットボトルも持ち運べる

ペットボトルホルダーとか、ボトルムーバーみたいな名前の商品をとりつけると、ペットボトルも持ち運べるようになって非常に便利だ。

これは荷締めベルトを買うときにモノタロウで一緒に買ったもの。ボトルのホールド感は申し分ないが、カラビナからの距離がやや長いので歩くとちょっとぶらぶら揺れるかもしれない。

余りは巻き取る

一般的に売っている荷締めベルトは最短でも2mぐらいあって、そのまま使うとちょっと余ってしまう。無駄な部分を切り落としてもいいけど、調整が効かなくなるのはちょっと困る。ということで、バックパックの余ったヒモを固定しておくのに便利な道具「ウェブドミネーター」で巻き取ってみることにした。(NINJA STRAPでもそんな感じの仕様になっている)

巻くにしても2mあると長すぎるので、ちょっとだけ切って巻き取ったところこんな感じになった。歩行中にこれがフラフラ揺れるのがちょっと嫌という気もするが、ストラップの長さ調整をするためにギュッと引っ張るのにこの部分を使うとやや便利という気もするのでそこは好み次第で処理すると良いと思う。

他にも使いみちがありそう

「手ぶら外出支援ツール」として自分は黒の荷締めベルトを使っているが、蛍光グリーンや蛍光オレンジの色もかわいいし、ナイロンのストラップもバックルも丈夫で、おまけに339円で手に入るのだからプロダクトとしての魅力に溢れている。これは他にもいろいろと応用が効きそうだ。普通にベルトとして使ってみるのも良いかもしれない。

蛍光グリーンの「手ぶら外出支援ツール」は交通安全のベストみたいでかわいいし、服装によっては似合いそう。
これからの暖かくて重いコートを着ないで外出できる季節、荷締めベルトの「手ぶら外出支援ツール」でなるべく身軽に出かようかなと思っている。

冷凍都市に暮らすピクニックピーポー @ktzgw