死なない杯2020開催のお知らせ

あなたの死なないを教えてください

冷凍都市でも死なないが主催する、誰でも参加できるコンペ「死なない杯」を3年ぶりに開催します!

「冷凍都市でも死なない」は、なんとなく生きづらい世界をできるだけ愉快に、できるだけ持続的に、できるだけ美しく、どうにかこうにかうまいこと生き抜いていくためのいろいろを共有するためのウェブサイトです。

このウェブサイトを運営する私たちだけじゃなく、もっともっとたくさんの人が生活の中で行っているそうした工夫とか、考えてることとか、体験したことを、多くの人から募集して共有することができたら良いなあと思い、死なない杯というイベントを企画することにしました。

死なない杯では、期間中に冷凍都市でも死なないの読者の中から、その人が死なないため、生きづらい世界を楽しく生き延びるためにやっていることや、実際の体験談、エッセイ、レシピ、やりかた、記事の内容を実際にやってみたレポートなどを広く募集します。

ぜひ、あなたの死なないを教えてください。

募集要項

テーマ

今回の死なない杯では、記事や投稿の制作の指針としてもらえるように、テーマを設けてみることにしました。

今回のテーマは、「自分で自分の生活を作る」です。

必ずしもこのテーマにガッチリ当てはまるものである必要はありませんが、自分の生活の中の「死なない」を探す際に、ちょっと思い出してみていただけたら嬉しいです。

募集部門

  • ツイート部門
  • インスタ部門
  • 記事部門

開催期間

2020年6月5日〜2020年7月5日7月12日(1週間延長しました!)

(この期間に応募された記事や投稿が対象となります)

応募方法

ツイート部門

Twitterで「#死なない杯」をつけてツイートすることで、応募完了となります。(連続ツイートでの応募も可能)

インスタ部門

Instagramに「#死なない杯」をつけて投稿することで、応募完了となります。

記事部門

記事部門では2通りの方法で応募していただくことができます。

①応募者自身のWEBサイトやブログに記事を公開し、その記事のURLをフォームから送信しエントリーする。

応募フォームはこちら


②Wordなど任意のソフトで作成したデータをアップロードし、ファイルのURLをフォームから送信しエントリーする。
(ファイル形式はPDFにしていただけると助かります。アップローダーはGoogleDriveにアップロードし、共有設定を「リンクを知っている全員が閲覧可」にした状態でそのURLをフォームから送信いただけると助かります。)
応募フォームはこちら

大体2019年以降に公開された記事であれば、必ずしも新作である必要はありません。

※記事は応募者本人が執筆したものに限ります。

賞について

応募いただいた記事、ツイート、Instagramの投稿の中から、「死なない」にまつわるさまざまな観点からいくつかを選び、賞を授与させていただきます。

今回は賞品として、

  • 自分で自分の生活を作っていくための「工具のぬいぐるみ」(Yusuke Saitohさん @site_oh 制作)
  • 死なないロゴグラス
  • 屋上のワンドリンクチケットシール 死なない杯2020限定エディション

をご用意しています!

工具のぬいぐるみ(どのぬいぐるみになるかは後日発表します)

ぜひぜひ奮ってご応募ください。

発表について

応募していただいたものはすべて編集部で目を通し、結果を7月12日7月19日に発表します。

当日は、ライブ配信番組「屋上のアンテナ」にて発表イベントも開催する予定です。

※すべての投稿や投稿中の文章・写真は結果発表の記事や配信で公開される可能性があります。ご了承ください。

死なない杯開催に寄せて 〜自分で自分の生活を作る〜

今回の死なない杯2020では、「自分で自分の生活を作る」というテーマを設定してみることにしました。

2020年が始まって以来、新型コロナウィルス感染症が世界中で流行し、それは今もわたしたちの生活に大きな影響を与え続けています。

感染者増加の第一波が過ぎ去ったかのように感じられる最近では、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が提言した「新しい生活様式」という言葉を耳にする機会もふえました。

こういうものを目の前にすると、あらためてこの感染症によって、社会の仕組みや価値観から自分の生活の習慣、その一挙手一投足に至るまで、あらゆる物事が大きく変わってしまったような気もします。

しかし一個人の視点では、多くの物事が変わってしまったような、結局何も変わっていないような、そんな宙ぶらりんで掴みどころのない心象をいだきます。国から示された規範を守りながら日々淡々と状況に折り合いをつけ、どうにかこうにかやっているような状況です。

状況が劇的に良くなる感覚はなく、これから先も長い期間これを続けていくと思うと、いま提示されている「新しい生活様式」や様々な変化をまえに、これからも自分が自分らしく、生きやすく過ごしていけるのか、その生活を楽しんでいられるのか、自分なりの納得感を持って自分の生活をやっていけてるのか、なんとなく不安で途方もない気持ちになります。

さて、「冷凍都市でも死なない」は、なんとなく生きづらい世界をできるだけ愉快に、できるだけ持続的に、できるだけ美しく、どうにかこうにかうまいこと生き抜いていくためのいろいろを共有してきました。

そして前回の死なない杯では、みなさんから多くのそのための「やり方」を共有していただきました。それぞれの「やり方」の中には一つして同じものはなく、しかしどれも自分が生きるライフスタイルや、自分なりのやっていき方を、自分の手で作っていくことの楽しさ、大事さを教えてくれるようなアイデアにあふれていました。

(前回の死なない杯)

今回、再びそれぞれが持った柔軟な「やり方」を共有しあって、不安定で流動的で先の見えない世の中でも、自分が納得できる、生きやすく楽しいやり方を考えていくことができないかと思い、死なない杯を再び開催してみることにしました。

この企画が、これから先も死なないための、自分なりの「新しい生活様式」を作っていくヒントになればと思っています。