夜の散歩のやり方

散歩が好きだ

よく散歩をする。特に何か目的があるわけではなくて、というか目的がないからこそ散歩なんだけど。昼間に出歩くのも良いけど、みんなが寝静まったあと夜中に外に出てみると、昼間とは全く違う世界を見ることができて楽しい。

終電でどこか適当な駅へ行って、そのままずっと散歩をして、たどり着いた駅から出る始発に乗って家に帰るということをたまにする。それなりの時間歩き続けることになるので翌日は疲労と寝不足であんまり何もできなくなってしまうけど、それでも(時間のある時には)楽しいので懲りずにやってしまう。

終電後の街

終電が終わったあたりの時間から人や車の往来が急に少なくなって、そういう時間に道路の工事が始まったりする。大きなバルーンライトとか、アスファルトを溶かすバーナーだとか、昼間はそんなに見かけることのないものがあちこちに現れて、作業員の人たちが、街の人が起き出す前に世界をちょっとずつ修復したり修正したりしているのを見ることができる。

車通りの全然ない道なら道路のど真ん中を歩いたって誰も困らないだろうし、そこに座り込むことだってできるかもしれない。終電後の街には、新しい発見がたくさんある。

夜の街を散歩する時の注意点

1.天気予報をチェックする
終電で出かけると、当然のことながら始発が動き出すまで帰宅できない。24時間営業のお店がすぐ見つかるとも限らないので、散歩中に雨が降ってくるとダメージが大きい。天気予報をこまめにチェックして、少しでも雨が降りそうであれば延期することをおすすめしたい。

2.なるべく複数人で
終電後の街では何が起きるかわからない。適当に歩いていたらあまり治安の良くない地域に踏み入ってしまったりすることもあるので、なるべく複数人で待ち合わせて散歩に行くと安心。

3.途中で休憩を挟む
終電から始発まで休まずに歩き続けると、足腰にかなりの負担がかかる。途中で公園のベンチやコンビニなどで適度に休憩を挟もう。

4.良い靴を履く
靴底がペラペラだったり材質が硬かったり、長時間の歩行に適していない靴で長い距離を歩くと翌日の疲労も増加する。終電から始発まで歩くときは、高機能なスニーカーなど歩きやすい靴での散歩をおすすめしたい。

冷凍都市に暮らすピクニックピーポー @ktzgw