瓶を探しにかっぱ橋に行こう

道具の街は瓶の街

浅草からほど近く、銀座線を田原町駅で降りて西の方へしばらく歩くとかっぱ橋道具街にたどり着く。

かっぱ橋は古くから、飲食店などで使われるさまざまな道具が揃う街として親しまれてきた。業務用の調理器具をはじめ、店舗の装飾に使うようなものや、コック服やエプロン、業務用食材まで、普通の雑貨屋などでは手に入らないものを取り揃えたお店が道の左右にズラッと並んでいる。

どこもかしこも所狭しと色んな道具が陳列されているので、何も買わずに観て歩くだけでも十分楽しい。最近は外国からの旅行客にも人気らしい。

中には業務用の卸売をメインにしているお店もあるけど、殆どのお店は1個から販売してくれるので、お皿が一枚だけ欲しいとか、瓶がひとつだけ欲しいみたいなときにも便利な場所だ。

瓶がほしい

ジャムやシロップなどの保存食を作るとき、保存のために瓶が必要になる。雑貨屋さんや100円ショップでも手に入るけど、長い間保存しておくのだから、できるだけ良い物を使いたい。でもたくさん作って人に分けてあげたいし、できるだけ安いほうが嬉しい。

そんなときは、ちょっと足を伸ばしてかっぱ橋道具街に行ってみよう。

調理器具ならなんでも揃うかっぱ橋には、もちろん瓶を扱っているお店もたくさんある。

なかでもおすすめなのが、「渡会ウインド」と「高村製缶」だ。

どちらも道具街の端っこのほうにあって田原町駅からだとちょっと遠いかもしれない。 田原町駅よりも浅草駅のほうが近いみたいだ。(自分が行くときはいつも道具街の他の店も観たいので、田原町から降りて道具街を一周する。)

どちらのお店も、店頭にサンプルが出ていて、それをカウンターに持っていってほしい個数を言うと裏から出してきてくれる。

個数にかかわらず(もちろん一つだけでも)丁寧に新聞紙に包んでくれるので、帰り道で瓶が割れてしまう心配もない。

瓶いろいろ

ジャム瓶やスパイス瓶があるのはもちろんのこと、果実酒を漬けるのによさそうな広口の大きな瓶から、科学実験に使うみたいな茶色い瓶とか、電球の形をした瓶まで、本当に色んな種類の瓶が売っていて、いつまでも見飽きない。

そのなかでも、行く度にいつも買ってしまうお気に入りの瓶を3種類紹介したい。

スパイス瓶

朝岡スパイスというスパイスのお店があって、そこに行くとこの瓶に入った状態でスパイスを売っているのだけど、その瓶だけどこかに売ってないかな〜と思っていたらかっぱ橋の渡会ウインドにあるのを見つけた。

いかにもスパイスという感じの瓶でかわいいし、結構しっかりフタが閉まるので湿気ってしまう心配もない。

1個120円ぐらいだった気がする。安いのでたくさん買って、色んな種類のスパイスを全部これにいれてズラッと並べておきたくなる。

ジャム瓶

何の変哲もないジャム瓶だし、100円ショップなどでも手に入ってしまうけど、かっぱ橋で買うものが一番しっかりフタが閉まるような気がしている。

何より大きさの種類がとても豊富で、大きい瓶一つで済ませたいときとか、小さい瓶にたくさん小分けにして人に配りたいときとか、状況に応じて瓶を選べるのが良い。

今回は小さめのものをたくさん買って色んな人に渡せるようにしようと思ったので、このサイズのものにした。

1個70円+税だったかな、10個まとめて買っても1000円札にお釣りが来る。

シロップ瓶

保存しておけるシロップやソースを作ったとき、ジャム瓶に入れておくのも悪くないけど、注ぎづらいのが難点だ。そういうときに、こういう細長い瓶があると良い。

コルク栓なので、短期間の保存なら使い終わったあとにキュッと栓をしめて冷蔵庫に入れておけばいいし、長期間保存する場合は瓶ごと熱してしっかりコルクを詰めて、蝋封してしまうと良い。(コルクと蝋を使った瓶詰めのやり方

何より見た目がかわいい。

これと同じ形で、コルク栓じゃなくてスクリューキャップのものや、金具とフタがついているものも売っているので、状況や好みに応じて使い分けると良さそう。

保存食をつくるとき、美味しいものができると幸せな気分になれるけど、それを保存するために容れ物にもこだわってみると、もっと幸せな気分になれるように思う。

かっぱ橋道具街に行けば、そのために役立つものをたくさん発見することができるし、この容れ物にあれを入れたら良いだろうな〜みたいな想像をするだけでも楽しい。

かっぱ橋道具街には、普段の料理や保存食づくりを楽しくするためのヒントがたくさん隠れているように思う。

この記事を書いた人

野口

冷凍都市に暮らすピクニックピーポー